ハブに手を加える

カスタム車両のチェーンラインを出す為にSRハブをモディファイします。旋盤では厳しいのでマシニングで加工しましょう。

スプロケットが治まるこの部分を７、５ミリ追い込みます

削る面の基準となる裏面を見ると鋳物特有の６カ所のリブ出っ張りがありました。
裏面はある程度平面になっていないとスプロケット治まる面を削るとき裏面に習って削れてしまうので先にこの面削らないとダメだな、と思いつつ計測器で測るとリブに対して削る面が０、２ミリ以内に入っていたのですが（国産物優秀です）、なんだか急に職人魂が燃え始めて、棒ヤスリ片手に０．０３ミリ位にしてみました。

あとはハブを押さえるジグを作って削り加工に入ります

ジグを作って、

ハブをキャップボルトで裏面から固定して、

加工原点を計測してあとは削ります

削り終わったら内側に少し巣が入ってる箇所が出て来たのですが強度的には全く問題ないでしょう。
スプロケットもちゃんと治まりました




次はスプロケットを押さえる為のスペーサーを作ります

SHIRAHATAさん、あと１ヶ月なんとか乗り切って下さい。